アライ キヨカ
Kiyoka.ARAI
新井 喜代加
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 准教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
標題 | スポーツ立国の具現化のためのスポーツ振興政策に関する研究―日・米・独・加・中における競技力向上政策の比較検討を通して― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 清和研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 清和大学法学会 |
巻・号・頁 | (23) |
著者・共著者 | 諏訪伸夫、伊藤リナ、新井喜代加、森田容子、高田智之、出雲輝彦。 |
概要 | 本研究は、2020年にオリンピック開催を控えた日本の競技力向上政策の具現化に資するべく、6名の研究者が諸外国の競技力向上政策を比較検討した。著者は、米国を担当し、「アメリカ合衆国における国際競技力向上政策―2016年リオデジャネイロ大会から2020年東京大会に向けて―」(pp. 184-190.)と題して、リオデジャネイロ大会に向けた米国の競技力向上策を理解したうえで、米国のオリンピックでの強さを探った。その結果、米国オリンピック委員会が、国の支援に頼らず、寄附金、放送権収入、商標権収入等を主な財源とし、結果重視の資源配分プロセスを導入し、リオ大会に向けて陸上競技や競泳に高額な資金配分をしたことを明らかにした。また、リオデジャネイロ大会で米国のメダル獲得数の3割を占めた競泳チームの強さと強力なクラブシステムに支えられている学校や大学の競泳の競技会との関係を示唆した。 |