タカギ カツヒロ
Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011 |
形態種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | ゲニステインによるインスリン誘導性転写因子 SHARP-2 の発現調節機構の解析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | New Food Industry |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 53(11),1-8頁 |
著者・共著者 | 羽石歩美、髙木勝広、浅野公介、山田一哉 |
概要 | 現代日本では,約2,210 万人の国民が糖尿病患者およびその予備軍とされている。また,40 歳以上に限ると,男性の2 人に1 人,女性の5 人に1 人がメタボリックシンドロームであるとされている。これらの根底をなすのが,肥満やインスリン抵抗性である。したがって,インスリンシグナル伝達経路を刺激できる低分子化合物の研究は,これらの病態の予防や治療に有用であると考えられる。私どもは,肝において,インスリンによる血糖低下作用に関わる転写因子として,SHARP ファミリーを同定している。血糖低下作用を有することが知られている食品成分で、SHARP 遺伝子の発現を誘導できるかどうかを検討し,いくつかの候補成分を得ている。それらのうち,本稿では大豆イソフラボンによる SHARP-2 遺伝子の発現誘導とそのメカニズムについて議論する。
担当部分:研究における部分的な指導者 |