ヤナイ カズヒロ   Kazuhiro.YANAI
矢内 和博

  • 所属   松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/10
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 Utilization study of Stems and Leaves of Tienchi Ginseng. Evaluation of Anti-hypertensive Effect, Toxicity, and Safety of Stems and Leaves of Tienchi Ginseng.
執筆形態 共著
出版社・発行元 日本食品化学学会
巻・号・頁 21(3),179-186頁
著者・共著者 Kazumasa Satob, Naoki Yamazakib, Shuichi Masudac, Masahiko Ikedad and Naohide Kinaec
概要 中国の特産である田七人参茶(TGT)はその地上部の茎と葉から作られた。田七には主要成分としてサポニンが含まれる。オスの脳卒中易発症高血圧自然発症ラット(SHRSP)において昇圧期(6週齢以降)以降に4%TGTを飲用させることで、収縮期血圧(SBP)および拡張期血圧(DBP)の上昇を有意に抑制した。一方、血圧が正常なWister Kyotoラット(WKY)にはSBPおよびDBPに影響は見られなかった。田七人参の根茎部にはPPD群およびPPD群のサポニンが両方とも含まれるのに対し、TGTにはPPD群のサポニンのみが含まれる。また、さらにTGTを用いた安全性評価をAmes試験で、また毒性評価試験を急性毒性試験で行った。その結果、変異原性は認められなかった。

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