ヒロタ リョウジ
Ryoji.HIROTA
弘田 量二
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/08/30 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 湯河原町の学童期における野菜摂取頻度と食生活の関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本予防医学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 15,47-55頁 |
総ページ数 | 9 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 頓所愛理,三浦弓佳,原和見,渡辺賢治, 渡辺良久, 弘田量二 |
概要 | 身体機能と精神が正常に発達するうえで重要な学童期の野菜摂取頻度に影響を与える食生活関連因子を明らかにすることを目的とした。神奈川県湯河原町学童期男女で、実施時期は平成27年度2月から3月、自記式質問紙調査を実施し720人について解析を行った。「野菜摂取頻度」を目的変数とし、説明変数を食事に関する8項目として二項ロジスティック解析で検討した。年齢・性別・ローレル指数を調整後において、「野菜摂取頻度の多さ」と「朝食を家族で食べる」オッズ比1.88(p=0.002)、「食事の準備・後片付けを手伝う」オッズ比1.70(p=0.002)、「いただきます・ごちそうさまの挨拶をする」オッズ比1.80(p=0.001)、「好き嫌いが無い」オッズ比2.53(p<0.001)、「外食・中食をしない」オッズ比2.02(p<0.001)で有意差が認められた。学童期における学校の食育や良い食習慣とライフスタイルを身につけることが、コミュニケーションが取れ、家庭でのしつけがなされている児童は、食事の準備・片付けに関われるようになり、好き嫌いなく食事が摂れ、共食頻度が高く、野菜摂取頻度が高いという事が推察された。 |