タカギ カツヒロ
Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | Analysis of induction mechanisms of an insulin-inducible transcription factor SHARP-2 gene by (-)-epigallocatechin-3-gallate. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J. Agric. Food Chem |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60,9850-9855頁 |
担当範囲 | 研究における部分的な指導者 |
著者・共著者 | Haneishi, A., Takagi, K., Asano, K., Nakamura, S., and Yamada, K. |
概要 | DNA 依存性 RNA polymerase II の阻害剤である actinomycin Dで H4IIE 細胞を処理した結果、EGCG による SHARP-2 mRNA の誘導が抑制された。この結果は、EGCG による SHARP-2 mRNA の誘導が転写レベルで生じることを示している。次に、EGCG が H4IIE 細胞内の NF-κB の発現に影響を及ぼすかどうかを、ウエスタンブロット法を用いて検討した。その結果、核と細胞質共に EGCG 処理後 5 分で NF-κB p65 量が減少した。したがって、EGCG は何らかの作用により NF-κB の分解を促進することが示唆された。私どもは、EGCG が PI3K と NF-κB 経路を介して転写レベルで SHARP-2 遺伝子の発現を誘導することを明らかにした。 |