ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1991/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Structure of the entire human muscle phosphofructokinase-encoding gene: a two-promoter system. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Gene |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 104,pp.277-282 |
著者・共著者 | Yamasaki T, Nakajima H, Kono N, Hotta K, Yamada K, Kuwajima M, Noguchi T, Tanaka T, and Tarui S |
概要 | ヒト筋型ホスホフルクトキナーゼ(hPFK-M) 遺伝子からは、選択的スプライシングにより、A, B及びC型の 3 つの mRNA 種が産生される。hPFK-M遺伝子の完全構造と選択的 RNA スプライシングのメカニズムを解析するために、全長約 30 kb で、 24 個のエクソンから構成される遺伝子を単離した。S1 ヌクレアーゼプロテクションアッセイとプライマー伸長法により、エクソン 1 と 2 の両方ともに、複数の転写開始点が同定された。一つの Sp1-結合部位が、エクソン 1 の上流に(プロモーター 1 )、一つの TATA ボックス様配列と CAAT ボックス様配列がエクソン2の上流(プロモーター 2 )に同定された。レポーターアッセイにより、プロモーター 1 は、HeLa 細胞でも筋芽細胞株でも機能したが、プロモーター 2 は筋芽細胞株においてのみ機能した。筋特異的エンハンサーとして知られる M-CAT モチーフは、プロモーター 2 領域に存在した。これらの結果から、hPFK-M 遺伝子は、少なくとも 2 つのプロモーター領域を含み、細胞タイプ特異的様式で、ヘテロな転写産物を発現することが明らかになった。担当部分:研究全体の遂行について、補佐的な役割を果たした。 |