ヤナイ カズヒロ
Kazuhiro.YANAI
矢内 和博
- 所属 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 准教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 資料 |
標題 | そばの製粉残渣の有効活用法の開発 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地域総合研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松本大学 |
巻・号・頁 | 16(1),143-150頁 |
概要 | そば粉を製粉する際、実の表面に近い部分のほとんどが廃棄されているのが現状である。し
かし、製粉残渣の成分分析の結果、通常のそば粉よりもタンパク質含量が多く、食品素材とし ての価値が十分にあると考えた。本研究は、安価で高機能な食品素材として、残渣を商品化す ることを目的とした。さらに、製粉残渣に焙煎を施し殺菌も視野に入れた商品化を行い、少量 でそばの味、香りを付与する食品素材として焙煎条件を決定し、焙煎そば粉EX という商品で販 売を開始した。本商品を利用した信州アルクマそばは平成25 年11 月に発売となり、現在まで 約30 万食売り上げている。また、6 次産業の補助事業の成功事例として農林水産省に展示され ている。 |