ヤザキ ヒサシ
Hisashi.YAZAKI
矢﨑 久
- 所属 松本大学 総合経営学部 総合経営学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03/31 |
形態種別 | その他の書籍等出版物 |
査読 | 査読あり |
標題 | カウンセリングにおける精神病発症危険状態の判断と医療・心理的介入 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地域づくり再考 ー地方創生の可能性を探るー |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松本大学出版会 |
巻・号・頁 | 128-146頁 |
総ページ数 | 355 |
概要 | 児童思春期にある者を対象としたカウンセリングにおいては、クライエントの語りの中には、身体症状と類似した症状の訴えを認めることがある。全国22カ所の精神科医療機関において統合失調症と診断された児童・思春期のケースを調査したところ、統合失調症と診断がつく前に、平均4.8年間の非特異的精神症状(精神科特有の症状とはいえない)を示す時期が存在することが明らかになってきた。この期間を「精神病前駆期」と呼ばれ、統合失調症を発症する少し前に、非特異的精神症状のレベルが高まることが指摘されており、この精神病発症危険状態(ARMS : At Risk Mental State)を意識したカウンセリングが重要となる。 |