ヤザキ ヒサシ
Hisashi.YAZAKI
矢﨑 久
- 所属 松本大学 総合経営学部 総合経営学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/11 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地域連携における精神障害者地域生活支援センターの役割 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本社会医福祉学会第48回大会研究論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本社会福祉学会 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 矢﨑久、関健 |
概要 | 精神保健福祉法に定められたセンターの目的は日常生活の支援、相談、地域交流、場の提供である。長野県に開設されたあるセンターにおける19ヶ月間の利用実績としては、場の利用が約60%、生活支援と訪問が25%、相談が15%であった。このことから、精神障害者がセンターに期待する役割としては居場所の提供であることが示唆された。また25%を占める生活支援と訪問においてリクエストの多かったものは食事、清掃などという介護保険における居宅支援サービスの内容であった。特有のものとしては就労支援や自助グループの育成やボランティア導入などであった。地域分権が進むなか、市町村の担う施策の一部分がセンターへ委譲されてくるだろうが、行政、病院、家族、センターがシステマティックに連携しつつ地域社会における支援機能を強化してゆくことが求められると考える。 |