ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1999/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Characterization and purification of carbohydrate response element-binding protein of the rat L-type pyruvate kinase gene promoter. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biochemical and Biophysical Research Communications |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 257,pp.44-49 |
著者・共著者 | Yamada K, Tanaka T, and Noguchi T |
概要 | ラットピルビン酸キナーゼL遺伝子のL-III転写調節領域は転写開始点上流-170と-150の間に存在する。L-III領域は細胞特異的発現に必要なだけでなく、炭水化物による転写の促進にも必要なため、炭水化物応答領域と呼ばれている。肝核抽出物を用いた電気泳動移動度シフトアッセイからL-III結合タンパク質(LIIIBP)は複数のバンドとして検出された。これらのバンドは、核抽出物を60度で5分加熱することにより消失した、また、非放射性のL-IIIオリゴヌクレオチドによって競合されたが、非放射性のアデノウイルス後期主要プロモーターのEボックスオリゴヌクレオチドでは競合されなかった。また、これらのバンドはUSFに対する抗体で影響を受けなかった。これらの結果からLIIIBPはUSFとは異なると結論できる。熱に不安定なLIIIBPをラット肝臓核抽出物から精製した。精製したLIIIBPはSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動で2本のバンドを示した。紫外線結合実験は両方のバンドがL-III結合活性をもつことを示した。担当部分:研究全体を主導的に行った。 |