ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1999/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Human ZHX1: cloning, chromosomal location, and interaction with transcription factor NF-Y. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biochemical and Biophysical Research Communications |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 261,pp.614-621 |
著者・共著者 | Yamada K, Printz RL, Osawa H, and Granner DK |
概要 | 正常ラット肝では、解糖系酵素遺伝子として、グルコキナーゼや L 型ピルビン酸キナーゼ遺伝子が発現している。しかし、肝臓が癌化することにより、これらの遺伝子の発現は低下・消失し、II 型ヘキソキナーゼ (HKII) や M 型ピルビン酸キナーゼ (PKM) 遺伝子が発現するようになる。肝癌における HKII や PKM 遺伝子の転写はともに、Nuclear factor-Y (NF-Y) により制御されている。しかし、NF-Y 量は、正常肝でも肝臓癌でも変化がみられなかった。そこで、NF-Y と相互作用する因子が、これらの遺伝子の肝臓での発現抑制に関係しているものと考え、NF-Y の A サブユニット (NF-YA) と相互作用する因子を肝 cDNA ライブラリーからクローニングした。その結果、N 末端から 2 つの Znフィンガーモチーフと 5 つのホメオドメインを有する ZHX1 とよばれる転写因子をクローニングした。ZHX1 は 873 個のアミノ酸から構成されており、普遍的発現が認められた。また、ヒト ZHX1 遺伝子は、染色体 8q 領域に局在していることが明らかになった。担当部分:研究全体を主導的に行った。 |