ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2000/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Transducin-like enhancer of split proteins, the human homologs of Drosophila groucho, interact with hepatic nuclear factor 3beta. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Biological Chemistry |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 275,pp.18418-18423 |
著者・共著者 | Wang J.-C, Waltner-Law M, Yamada K, Osawa H, Stifani S, and Granner DK |
概要 | HNF3-alpha, -beta, -gamma を含む HNF3 ファミリータンパク質は、胚発生・組織特異的遺伝子発現の確立・分化した組織での遺伝子発現の調節において、重要な役割を果たしている。GST プルダウン法を用いて、HNF3-beta の相互作用タンパク質として、キイロショウジョウバエ Groucho のヒト相同体である transducin-like enhancer of split (TLE) を同定した。HNF3-beta の保存された領域 II(アミノ酸残基 361-388)が、TLE1 との相互作用を担っていた。哺乳動物細胞での two-hybrid アッセイにより、この相互作用が、細胞内でも生じることが明らかになった。HepG2 細胞や HeLa 細胞での TLE1 の過剰発現は、HNF3-beta の C-末端領域を介した転写活性化能を減少させ、自然に生じるドミナントネガティブ型 Groucho/ TLE である Grg5 は、HNF3 のこの領域の転写活性を増大させた。これらの結果は、TLE タンパク質が、HNF3 によって調節される哺乳動物遺伝子の発現に影響を及ぼすことを示唆した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |