ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2002/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Early growth response gene-1 (Egr-1) regulates the expression of the luteinizing hormone receptor gene. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biology of Reproduction |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 66,pp.1813-1819 |
著者・共著者 | Yoshino M, Mizutani T, Yamada K, Tsuchiya M, Minegishi T, Yazawa T, Kawata H, Sekiguchi T, Kajitani T, and Miyamoto K |
概要 | 黄体形成ホルモン(LH) 受容体遺伝子の発現は、一次的には、LH 受容体遺伝子の上流に存在する cis-acting エレメントと trans-acting タンパク質との特異的相互作用を介して調節される。本研究では、ルシフェラーゼアッセイを用いて、-171 と -137 bp の間の領域が、ラット LH 受容体遺伝子の基礎的発現に必須であることを見いだした。この領域に結合する転写因子を同定するために、酵母の one-hybrid system を用いて、ラット卵巣顆粒膜細胞 cDNA ライブラリーをスクリーニングした。転写因子 early growth response gene-1 (Egr-1) をコードしている一つのポジティブクローンが得られた。In vitro 翻訳を行った Egr-1 を用いてゲルシフト解析を行ったところ、Egr-1 は、ラット LH 受容体遺伝子の -171 と -137 bp の間の領域に 2 カ所の重複する結合配列を認識して結合することが明らかになった。MA-10 細胞に、Egr-1 を過剰発現させたところ、ルシフェラーゼレポーター遺伝子の活性は、約 2 倍上昇したが、結合配列を含まないコンストラクトやいずれか一方変異させたコンストラクトでは、レポーター活性の上昇は見られなかった。担当部分:研究を部分的に指導した。 |