ヤマダ カズヤ   Kazuya.YAMADA
山田 一哉

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2002/05
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Remnant lipoprotein particles are taken up into myocardium through VLDL receptor- a possible mechanism for cardiac fatty acid metabolism.
執筆形態 共著
掲載誌名 Biochemical and Biophysical Research Communications
掲載区分国外
巻・号・頁 293,pp.1007-1013
著者・共著者 Kamataki A, Takahashi S, Masamura K, Iwasaki T, Hattori H, Naiki H, Yamada K, Suzuki J, Miyamori I, Sakai J, Fujino T, and Yamamoto T
概要 超低密度リポタンパク質(VLDL)受容体は、脂肪酸代謝の活発な組織に発現している末梢リポタンパク質受容体である。リポタンパク質リパーゼ(LPL)、脂肪酸トランスロカーゼ(FAT/CD36)、心臓型脂肪酸結合蛋白質(H-FABP)、アシルCoA-シンテターゼ(ACS)、長鎖アシルCoA-デヒドロゲナーゼ(LCAD)と同様に、VLDL 受容体の発現は、Balb/c 絶食マウスで増加する。電子顕微鏡観察により、絶食 Balb/c マウスの心臓には、脂肪滴が蓄積していることが明らかになった。SD ラットの発生の間に、VLDL 受容体、LPL、FAT/CD36、H-FABP、ACS、LCAD mRNA は、成長とともに増加した。しかしながら、ピルビン酸キナーゼ mRNA の発現に変動は見られなかった。初代培養新生児ラット心筋細胞において、VLDL 受容体の発現は、培養日数とともに増加した。オイルレッド O 染色により、培養 7 日後の心筋細胞において、VLDL 受容体タンパク質が存在するときには、VLDL-beta が蓄積した。したがって、レムナントリポタンパク質顆粒の輸送のための心筋 VLDL 受容体経路は、心筋脂肪酸代謝の一部を担っていることが示唆された。担当部分:研究を部分的に指導した。

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