ヤマダ カズヤ   Kazuya.YAMADA
山田 一哉

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2002/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Transcriptional regulation of the Epiregulin gene in the rat ovary.
執筆形態 共著
掲載誌名 Endocrinology
掲載区分国外
巻・号・頁 143,pp.4718-4729
著者・共著者 Sekiguchi T, Mizutani T, Yamada K, Yazawa T, Kawata H, Yoshino M, Kajitani T, Kameda T, Minegishi T, and Miyamoto K
概要 卵巣における卵胞発育は、視床下部から分泌される FSH によって開始される。FSH で誘導された卵胞発育には、顆粒膜細胞の増殖と分化が関わっている。上皮成長因子(EGF)ファミリーの 1 種である epiregulin は、ラット初代培養卵巣顆粒膜細胞を FSH 処理することにより、1 時間以内に急速に誘導される。Epiregulin の遺伝子発現は、PMSG 投与を行ったラット卵巣では、antral follicle の顆粒膜細胞で観察された。Epiregulin 遺伝子の発現調節を解析するために、遺伝子クローンが単離された。ラット epiregulin 遺伝子は全長 22.1 kb であり、5 つのエクソンと 4 つのイントロンから構成されていた。プライマー伸長実験により転写開始点を決定した後、ルシフェラーゼレポーターアッセイを用いて、プロモーター領域の解析が行われた。転写開始点上流 125 bp 間での領域が必須であり、特に、2 つの CT ボックスと 1 つの GT ボックスが重要であることが明らかになった。ゲルシフトアッセイにより、転写因子 Sp1/Sp3 がこれらのエレメントに特異的に結合し、実際に転写を促進することが明らかになった。担当部分:研究を部分的に指導した。

研究者情報へ戻る