ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2003/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Genomic structure and analysis of transcriptional regulation of the mouse zinc-fingers and homeoboxes 1 (ZHX1) gene. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Gene |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 302,pp.83-94 |
著者・共著者 | Shou Z, Yamada K, Inazu T, Kawata H, Hirano S, Mizutani T, Yazawa T, Sekiguchi T, Yoshino M, Kajitani T, Okada K, and Miyamoto K |
概要 | マウス zinc-fingers and homeoboxes 1 (ZHX1) 遺伝子をクローニングし、その転写調節機構を解析した。マウス ZHX1 遺伝子は、全長約 29 kb で、5 つのエクソンから構成されていた。エクソン 1-3 は、マウス ZHX1 cDNA の 5’-非翻訳領域を、エクソン 4 は、残りの 5’-非翻訳領域と、全翻訳領域と一部の 3’-非翻訳領域を、エクソン 5 は、残りの 3’-非翻訳領域をコードしていた。ZHX1 遺伝子は、マウスハプロイドゲノムあたり 1 コピー存在しており、第 3 エクソンの選択的スプライシングにより、2 種類の mRNA を産生する。マウス胚性癌腫細胞 F9 細胞での ZHX1 遺伝子の転写調節エレメントを同定するために、ルシフェラーゼリポーターアッセイを行い、転写開始点から -59 bp と +50 bp 間での領域が必須であることを見いだした。さらに、この領域のうち、-47 から -42 間と、+22 から +27 間の 2 つのエレメントが相乗的に ZHX1 遺伝子の転写を促進することを見いだした。ゲルシフト法により、転写因子 PEA3 と YY1 がこれらのエレメントに結合することも見いだした。担当部分:研究全体を指導した。 |