ヤマダ カズヤ   Kazuya.YAMADA
山田 一哉

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2003/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 The mouse zinc-fingers and homeoboxes (ZHX) family: ZHX2 forms a heterodimer with ZHX3.
執筆形態 共著
掲載誌名 Gene
掲載区分国外
巻・号・頁 323,pp.133-140
著者・共著者 Kawata H, Yamada K, Shou Z, Mizutani T, and Miyamoto K
概要 ヒト zinc-fingers and homeoboxes (ZHX) ファミリーには、ZHX1, ZHX2 および ZHX3 の 3 つのタンパク質が存在する。これらは、すべて、普遍的発現が認められる核に局在する転写抑制因子である。本研究では、マウスのZHX2 および ZHX3 遺伝子をクローニングして解析を行った。その結果、マウス ZHX2 遺伝子は、マウス ZHX1 遺伝子と同様に、一つのエクソンに全翻訳領域が存在していた。ZHX3 遺伝子は、全翻訳領域の約 99 % が一つのエクソンにコードされていたが、2 アミノ酸残基に相当する部分だけが、別のエクソンとして分断されていた。また、ZHX1, ZHX2 および ZHX3 のそれぞれのアミノ酸配列の類似性を計算したところ、ZHX1 と ZHX2 は互いに類似性が高いが、ZHX1 と ZHX3 ならびに ZHX2 とZHX3 はそれほど高くなかった。したがって、共通の祖先遺伝子から、ZHX1(あるいは ZHX2) と ZHX3 が分離した後に、ZHX1 と ZHX2 が遺伝子重複により生じたと推測された。また、ZHX2 と ZHX3 もヘテロ 2 量体を形成しうることを示した。担当部分:研究全体を指導した。

研究者情報へ戻る