ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2004/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | The rat enhancer of split- and hairy-related protein-2 gene: hepatic expression, genomic structure, and promoter analysis. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Archives of Biochemistry and Biophysics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 422,pp.81-90 |
著者・共著者 | Hirano S, Yamada K, Kawata H, Shou Z, Mizutani T, Shigematsu Y, Mayumi M, and Miyamoto K |
概要 | SHARP-2 遺伝子の肝臓での発現調節について検討した。SHARP-2 mRNA の発現は、再生肝や悪性の肝癌細胞では低下していた。また、高炭水化物を摂食させた場合に誘導がみられた。したがって、細胞の分化機能に依存して発現が高くなると考えた。次に、SHARP-2 遺伝子の発現調節機構について検討するために、ラットゲノムクローンを単離した。ラット SHARP-2 遺伝子は、全長約 6 kb であり、5 つのエキソンと 4 つのイントロンから構成されていた。転写開始点上流域をルシフェラーゼリポーターベクターに連結して、高分化型肝癌細胞における転写制御領域の決定を行ったところ、転写開始点上流の 160 から 144 の領域が重要であることが明らかになった。In vitro では、転写因子 USF がこのエレメントに結合したが、コトランスフェクションでは、USF は SHARP-2 遺伝子プロモーターからの転写には寄与しなかった。したがって、他の因子が SHARP-2 遺伝子の転写に寄与している可能性が示唆された。担当部分:研究全体を指導した。 |