カワノ フミノリ
Fuminori.KAWANO
河野 史倫
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2007 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Role(s) of nucleoli, phosphorylation of ribosomal protein S6 and/or HSP27 in the regulation of muscle mass. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Am J Physiol Cell Physiol |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 293,pp.C35-C44 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Kawano F, Matsuoka Y, Oke Y, Higo Y, Terada M, Wang XD, Nakai N, Fukuda H, Imajoh-Ohmi S, Ohira Y |
概要 | 骨格筋のサイズ調節において、メカニカルストレスおよび神経活動がそれぞれどのように関与するのか、後肢懸垂、協働筋腱切除、感覚神経切除、協働筋腱切除+感覚神経切除モデルをラットヒラメ筋を用いて作成し検討した。メカニカルストレスと神経活動が共に増加または減少した場合には、ヒラメ筋線維はそれぞれ肥大または萎縮した。感覚神経切除はメカニカルストレスを維持したまま神経活動低下を誘発し、協働筋腱切除+感覚神経切除モデルでは協働筋腱切除によって引き起こされる筋線維肥大が抑制された。タンパク質合成マーカーS6およびストレス応答マーカーHSP27のリン酸化は、筋線維サイズと同様の変化パターンを示した。筋核中の核小体数は、神経活動の増減に関係な協働筋腱切除によって増加した。以上の結果から、筋線維肥大を誘発する生理刺激としてメカニカルストレスが優位であることが示唆された。 |