ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2005/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | SHARP-2/ Stra13/ DEC1 as a potential repressor of phosphoenolpyruvate carboxykinase gene expression. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | FEBS Letters |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 579,pp.1509-1514 |
著者・共著者 | Yamada K, Ogata-Kawata H, Matsuura K, and Miyamoto K |
概要 | 本研究では、SHARP-2 が、インスリンの有する血糖降下作用に関与するかどうかを検討した。初代培養肝細胞や培養肝細胞株である H4IIE 細胞に、アデノウイルス発現ベクターに組み込んだ SHARP-2 を感染させて過剰発現させたところ、PEPCK mRNA 量が低下することが明らかになった。次に、この mRNA 量の低下が、PEPCK 遺伝子の転写の抑制によるものかどうかを検討するために、PEPCK 遺伝子の肝臓での発現に必要なすべての領域を有するプロモーター領域やその他の遺伝子のプロモーター領域をルシフェラーゼリポーターにそれぞれ組み込んだプラスミドを SHARP-2 を発現するベクターとともに、MH1C1 細胞にコトランスフェクションしたところ、SHARP-2 は PEPCK 遺伝子プロモーター活性だけを特異的に半減させることが明らかになった。したがって、少なくとも、PEPCK 遺伝子の発現に関しては、SHARP-2 はインスリン作用を代行しうることを示した。担当部分:研究全体を主導的に行った。 |