ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2005/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Resistin SNP-420 determines its monocytes mRNA and serum levels inducing type 2 diabetes. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biochemical and Biophysical Research Communications |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 335,pp.596-602 |
著者・共著者 | Osawa H, Onuma H, Ochi M, Murakami A, Yamauchi J, Takasuka T, Tanabe F, Shimizu I, Kato K, Nishida W, Yamada K, Tabara Y, Yasukawa M, Fujii Y, Ohashi J, Miki T, Makino H |
概要 | 脂肪細胞から分泌されるレジスチンは、齧歯類において、インスリン抵抗性を引き起こす。ヒトにおけるその役割や主要な分泌源は明らかではない。レジスチン遺伝子の単一塩基多型の G/G 遺伝子型である SNP-420 は、プロモーター活性を増大させることにより 2 型糖尿病(T2DM)を誘発する。本研究では、SNP-420 の血中レジスチン濃度と単球レジスチン mRNA 量の関係について検討を行った。198 名の T2DM と 157 名の正常対照において、絶食中の血中レジスチン濃度は、T2DM の方が高かった。23 名の健常人において、単球レジスチン mRNA 量は、血中レジスチン濃度と関連しており、G/G 遺伝子型の方が高かった。したがって、SNP-420 は、レジスチンの単球 mRNA 量と血中レジスチン濃度を決定しており、そのことが T2DM へと誘発すると考えられた。担当部分:研究を部分的に指導した。 |