ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2007/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Identification of cis-regulatory elements and trans-acting proteins of the rat carbohydrate response element binding protein gene. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Archives of Biochemistry and Biophysics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 461,pp.113-122 |
著者・共著者 | Satoh S, Masatoshi S, Shou Z, Yamamoto T, Ishigure T, Semii A, Yamada K, and Noguchi T |
概要 | 炭水化物応答性エレメント結合タンパク質(ChREBP)は、高炭水化物食に応答して、肝臓の解糖系や脂肪酸合成系酵素の遺伝子を活性化する転写因子である。本研究では、ラット ChREBP 遺伝子の転写調節機構について検討した。主要な転写促進領域は。ChREBP 遺伝子の -163 から -32 の間の塩基配列に存在することを示した。この領域は、推定上の転写因子結合部位のクラスターを形成していた。すなわち、2 箇所の Sp1 結合部位(-66 から -50 および -93 から -78)、ステロール調節性エレメント(-101 から -110)、および 2 つの nuclear factor-Y (NF-Y) 結合部位(-23 から -19 および -131 から -127)から構成されていた。これらの部位への変異の導入によりChREBP プロモーター活性の著しい減少が生じた。機能的相乗性は、Sp1/ NF-Y および Sp1/SREBP の間で観察された。加えて、ゲルシフト法とクロマチン免疫沈降法により、これらの因子がそれぞれのエレメントに結合することが示された。したがって、これらの転写因子間の機能的相乗性が、ChREBP 遺伝子の転写に重要であると結論した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |