ヤザキ ヒサシ
Hisashi.YAZAKI
矢﨑 久
- 所属 松本大学 総合経営学部 総合経営学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/02 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | パーソナリティとしての攻撃性とストレス状態種別が精神的健康度に及ぼす影響過程についての社会・臨床心理学的検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 内陸文化研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 信州大学 |
巻・号・頁 | (第4号) |
著者・共著者 | 潮村公弘、山本絢子、矢﨑久 |
概要 | 内陸地域に位置する製造業企業と総合大学でのメンタルヘルス関連の検査を通してパーソナリティとしての攻撃性とストレス状態種別が精神的健康度に及ぼす影響過程を比較検討した。数値データ部分に対する計量的分析より、あらかじめ予想されたように企業組織に勤務する社会人と大学生との間には各尺度間の関連性に相違が認められた。近年医学的対処を要する者の割合が社会人と大学生ともに急増しているという側面だけを見ても、1個人に内在している問題ではなく、組織と個人の相互作用の問題であるという捉え方より影響力がのある考え方であると言えるだろう。組織における心理的問題を解決してゆくアプローチとしてはInter‐disciplineアプローチの有用さはもはや疑いないものであると言えよう。本研究で報告された研究活動はひとつの方向性を示すものではあるが、向後はデータの継時的蓄積や対象者へのフィードバック効果についても検討されなければならないと考える。 |