ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | SHARP-2 gene silencing by lentiviral-based short hairpin RNA interference prolonged rat kidney transplant recipients' survival time. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of International Medical Research |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 37,pp.766-768 |
著者・共著者 | Shou Z, Xiao H, Xu Y, Wang Y, Yang Y, Jiang H, Chen J, Yamada K, and Miyamoto K |
概要 | SHARP-2 は、移植拒絶に重要な役割を果たしているインターロイキン2(IL-2)とインターフェロンガンマ(IFN-gamma)の発現を制御している。本研究では、ショートヘアピン型 SHARP-2 RNAi がラット腎移植個体の生存を生存率を上げるかどうかについて検討した。レンチウイルス由来の shRNAi コンストラクトである LV-SHARP-2iC は、正常ラット腎細胞において 84 % の効率で SHARP-2 遺伝子のサイレンシングを示した。活性化 T 細胞では、LV-SHARP-2iC でのSHARP-2 遺伝子サイレンシングは、対照と比較して、それぞれ 61 % および 69 % の IL-2 、IFN-gamma の低下へと導いた。ドナーの腎臓が、5 x 10 の 7 乗単位の LV-SHARP-2iC コンストラクトで還流した時、移植レシピエントの平均生存時間は、対照と比較して 4-5 日間延長した。結論として、組み換えレンチウイルス LV-SHARP-2iC コンストラクトは、効率的に SHARP-2 遺伝子の発現を抑制し、IL-2 および IFN-gamma mRNA の発現を低下させ、ラット腎移植レシピエントの生存を延長した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |