ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2009/09 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | PI-3 kinase pathway can mediate the effect of TGF-beta1 I inducing the expression of SHARP-2 in LLC-PK1 cells. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Zhejiang University Science B |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | B 10,pp.702-706 |
著者・共著者 | Shou Z. Zhou Q, Cai JR, Chen JH, Yamada K, and Miyamoto K |
概要 | 本研究では、TGF-beta1 による SHARP-2 mRNA の発現とシグナル伝達経路に対する効果について検討した。LLC-PK1 細胞では、TGF-beta1 は、SHARP-2 mRNA の発現を特異的に誘導した。誘導のピークは、TGF-beta1 刺激後2時間であった。phosphoinositide 3-kinase (PI 3-kinase) の阻害剤である LY294002 は、LLC-PK1 細胞における SHARP-2 mRNA の TGF-beta1 による誘導を低濃度で完全にブロックしたが、PD98059,スタウロスポリン, AG490, wortmannin, オカダ酸およびラパマイシン等の他の阻害剤は影響しなかった。LY294002 の効果は、濃度依存的であった。私どもは、少なくとも LLC-PK1 細胞においては、TGF-beta1 は効果的に SHARP-2 mRNA の発現を誘導し、PI-3 kinase 経路がこの効果を担っていると結論した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |