ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2011/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Genistein stimulates the insulin-signaling pathway. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Frontiers in bioscience |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | E3,pp.1534-1540 |
著者・共著者 | Haneishi A, Takagi K, Asano K, Nakamura S, Kagawa N, and Yamada K |
概要 | インスリン依存性のシグナル伝達経路を活性化する化合物は、インスリン非依存性糖尿病の治療に用いることができる可能性がある。本研究では、大豆イソフラボンがインスリン依存性シグナル伝達経路の下流に存在し、血糖降下に関与する SHARP-2 の発現を誘導できるかどうかを検討した。ゲニステインは、ラット H4IIE 細胞において、急激に一過的に濃度依存的様式で、SHARP-2 mRNA を誘導した。この誘程は、protein kinase C (PKC) の活性化剤により急激に促進され、PKCの阻害剤により阻害された。ウエスタンブロット解析により、ゲニステインが PKC alpha のリン酸化を促進することが明らかになった。したがって、ゲニステインは、H4IIE において、PKCa の活性化を介して、転写的に SHARP-2 を誘導すると結論した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |