マルヤマ フミオ
Fumio.MARUYAMA
丸山 文男
- 所属 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2018/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | The relation among the solar activity, the total ozone, QBO, NAO, and ENSO by wavelet-based multifractal analysis |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Journal of Applied Mathematics and Physics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 6,pp.1301-1314 |
著者・共著者 | Fumio Maruyama |
概要 | 太陽フラックス(F10.7 flux)、オゾン全量、準2年周期振動(QBO)、北大西洋振動 (NAO)、エルニーニョ・南方振動 (ENSO)の間の関係をフラクタル性の観点から調べた。1950-2010年で、F10.7 flux と QBOのフラクタル性の変化の類似が見られた。1985-2010年で、QBOとオゾン全量のフラクタル性の変化の類似、ウェーブレットコヒーレンスで強い相関、QBOの先行が見られ、QBOのオゾンへの影響が示された。Niño3.4指数に比べ NAOとQBO指数のマルチフラクタル性は強く、不安定な変化をしている。フラクタル性の変化とウェーブレットコヒーレンスより、太陽活動がQBOへ影響を与え、QBO、NAO、ENSOが密接に関係していることがわかった。 |