ハタイ ハルフミ
Harufumi.HATAI
畑井 治文
- 所属 松本大学 総合経営学部 観光ホスピタリティ学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 高大連携プログラムの効果に関する検証 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地域総合研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松本大学地域総合研究センター |
巻・号・頁 | (18),29-55頁 |
総ページ数 | 27 |
著者・共著者 | 大野整・白戸洋・畑井治文・向井健 |
概要 | 高大連携プログラムの取り組みのひとつとして、松本大学と長野県商業教育研究会ではデパートサミット(マーケティング塾+デパートゆにっと)を共催している。これまで数多くの商業を学ぶ高校生が大学・産業界・地域と連携をしながら「実践教育」にチャレンジをしてきた。これらの取り組みを通じた教育上の効果について明らかにすることが本論の目的である。デパートサミットに参加した高校生へのアンケートを分析した結果、「性格や日常の行動」、「地域に対する理解・印象」、「高校での学習内容への関心」が、いずれもポジティブな変化をみせていることがわかった。このことから、デパートサミットにみられるように、商業の学びに「地域」をキーワードとして加えることを通して、「若者が地域で主体的に生きるためにはどうすべきかを考える学習」へと変化していく効果があることがわかった。こうした結果を踏ま
えて、次年度以降は、プログラムのさらなる充実、単位認定の可能性、デパートサミットに参加した生徒の追跡調査など、次なるステップへと繋げていくことを模索していく。 |