カワノ フミノリ
Fuminori.KAWANO
河野 史倫
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2004 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Tension- and afferent-input-associated responses of neuromuscular system of rats to hindlimb suspension and/or tenotomy. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 287,pp.R76-R86 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Kawano F, Ishihara A, Stevens JL, Wang XD, Ohshima S, Horisaka M, Maeda Y, Nonaka I, Ohira Y |
概要 | ヒラメ筋が安静状態でも持続的に活動するメカニズムをラットを用いて調べた。ヒラメ筋を支配する運動ニューロンは脊髄第5腰髄に分布することを確認した。脊髄第5腰髄由来の感覚神経は、主にヒラメ筋の活動を反映していることを示した。後肢懸垂を行った場合、ヒラメ筋活動が消失するが、同時に脊髄第5腰髄由来の感覚神経活動も有意に低下した。慢性的な後肢懸垂中には、ヒラメ筋活動が一時的に回復する減少が観察された。この時、ヒラメ筋線維ではサルコメアリモデリングが誘発され、張力発揮の再開に伴う感覚神経活動の増加が認められた。以上の結果から、ヒラメ筋は床上安静状態でも筋張力発揮により筋感覚神経活動が高く、それに伴い持続的な筋活動が誘発されていることが明らかになった。 |