ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | (-)-Epigallocatechin-3-gallate stimulates both AMP-activated protein kinase and nuclear factor-kappa B signaling pathways. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Food Chemistry |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 134,pp.783-788 |
著者・共著者 | Asano K, Takagi K, Haneishi A, Nakamura S, and Yamada K |
概要 | 私どもは、以前に(-)-Epigallocatechin-3-gallate (EGCG)がphosphoinositide 3-kinase/ atypical PKC lambda 経路を介して SHARP-1 mRNA を誘導することを報告した。本研究では、他のシグナル伝達経路の解析を行った。Compound-C か BAY11-7082 かのいずれか、あるいは両方の処理を行った場合、EGCG による SHARP-1 遺伝子の誘導は部分的に阻害された。これらのことは、AMP-activated protein kinase (AMPK) や nuclear factor-kappa B (NF-kB) シグナル伝達経路が相加的に EGCG による誘導に関与していることを示唆した。実際、AMPK 活性化剤は SHARP-1 mRNA を誘導した。Actinomycin D は EGCG による SHARP-1 mRNA の誘導を部分的に阻害したが、ラット SHARP-1 遺伝子の -1501 から -1 までの間の塩基配列は、EGCG や NF-kB に応答しなかった。したがって、EGCG が SHARP-1 遺伝子発現に複数のシグナル伝達経路を介して転写および転写後のレベル 促進すること、および検討された領域には EGCG や NF-kB に応答する領域は存在しないと結論した。担当部分:研究を部分的に指導した。 |