マルヤマ フミオ
Fumio.MARUYAMA
丸山 文男
- 所属 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2019/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Relationship between the Sunspot Number and Solar Polar Field by Wavelet-Based Multifractal Analysis |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Journal of Applied Mathematics and Physics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 7,pp.1043-1051 |
著者・共著者 | Fumio Maruyama |
概要 | 黒点数と太陽極域極場の関係を、ウェーブレット変換を用いたマルチフラクタル解析で、これらの時系列のフラクタル性の変化から考察した。黒点数が極大と極小の時、黒点数はモノフラクタル性か弱いマルチフラクタル性を示す。また、太陽極域磁場が極大と極小の時、弱いマルチフラクタル性を示す。黒点数が極大になる時、黒点数のフラクタル性がマルチフラクタル性からモノフラクタル性に変化する。黒点数極大の2年前に、黒点数のマルチフラクタル性は大きくなり、そして太陽極域磁場のそれも大きくなり変化が大きい。黒点数の変化が太陽極域磁場の変化のトリガーになっていて、フラクタルの観点から、黒点数と太陽極域磁場は密接に関係していることがわかった。黒点数極大の前の太陽極域磁場の極大値が大きいほど、次のサイクルの黒点数の極大値が大きく、黒点の磁場の形成は太陽極域磁場に関係し、これは黒点数の予測に利用できる。 |