マルヤマ フミオ
Fumio.MARUYAMA
丸山 文男
- 所属 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2019/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Influence of the Atlantic Multidecadal Oscillation and the Pacific Decadal
Oscillation on global temperature by wavelet-based multifractal analysis |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Journal of Geoscience and Environment Protection |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 7,pp.105-117 |
著者・共著者 | Fumio Maruyama |
概要 | 大西洋数十年振動(AMO)と太平洋十年振動(PDO)の全球平均地表気温(SAT)への影響を、フラクタル性の変化から調べた。AMOとPDOの温暖化の停滞(温暖化のハイエイタス)への影響が興味を持たれている。AMO、PDO、エルニーニョ南方振動(ENSO)の関係をフラクタルの観点から調べた。1950-1976年, 1998-2012年、SATはほとんど増加していないが、再び増加する1976年に、AMOとPDOの符号が負から正に変化する。さらに、AMO、PDO、Niño3.4(ENSOの指数)においてマルチフラクタル性からモノフラクタル性への変化が見られ安定化した。PDOとENSOは、SATへ、さらに温暖化の停滞に大きな影響を与えている。 |