マルヤマ フミオ
Fumio.MARUYAMA
丸山 文男
- 所属 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2020/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Relationship between the Northern Hemisphere sea ice area and global temperature by multifractal analysis |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Journal of Applied Mathematics and Physics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 8,pp.896-909 |
著者・共著者 | Fumio Maruyama |
概要 | 北半球の海氷面積、太陽活動、全球平均地表気温(SAT)、太平洋十年規模振動(PDO)の関係を調べるために、ウェーブレット変換を用いたマルチフラクタル解析を行い、これらの時系列のフラクタル性の変化を調べた。フラクタル性とウェーブレットコヒーレンスの変化から、太陽活動(太陽フラックス、黒点数(SSN)、紫外線(UV-B))と北半球海氷面積の関係、北半球海氷面積、SAT、およびPDOの間の関係を考察した。2000年代に地球温暖化の停滞が起こり、2000年代初頭の北半球海氷面積の秩序形成後、PDOとSATの変動が大きくなり、マルチフラクタル性が強くなり、マルチフラクタル性からモノフラクタル性への状態変化が起きた。フラクタル性の変化は、北半球海氷面積、UV-B、SATで小さく、太陽フラックス、SSN、PDOで大きくゆらぎが大きかった。 |