ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/05 |
形態種別 | 総説・解説(商業誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 細胞の分化および癌化に伴うアイソザイム遺伝子の発現変換.(総説) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 53,1112-1118頁 |
著者・共著者 | 山田一哉、野口民夫 |
概要 | ラットピルビン酸キナーゼ(PK)には、M1、M2、L、R の 4 つのアイソザイムが存在する。M1 および M2 型アイソザイムは、PKM 遺伝子から選択的スプライシングにより産生される。一方、L および R 型アイソザイムは、PKL 遺伝子から、組織特異的プロモーターの使用により産生される。初期発生の過程では、すべての組織で M2 型 PK のみが発現している。後期形態形成期以降、M1、L、R 型 PK が組織特異的に発現する。これに対して、再生肝や発癌のような細胞増殖促進が生じると、組織特異的 PK アイソザイムの発現は低下したり消失し、代わりに、M2 型 PK の発現が促進される。PKM 遺伝子と PKL 遺伝子の転写調節装置の観点からこれらの現象について論議した。担当部分:本論文は総説で、共同執筆につき本人担当部分抽出不可能。草稿の大部分を記述した。 |