マルヤマ フミオ   Fumio.MARUYAMA
丸山 文男

  • 所属   松本大学  人間健康学部 スポーツ健康学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2021/07
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Analysis of Japan and world records in the 100 m dash using extreme value theory
執筆形態 単著
掲載誌名 Journal of Applied Mathematics and Physics
掲載区分国外
巻・号・頁 9,pp.1442-1451
著者・共著者 Fumio Maruyama
概要 男女100 m走の1970-2003年の世界記録と、日本記録のデータを用いて、極値統計解析で最速記録の推測を行なった。GEVモデルを用いて、ブロック最大データに一般極値分布(GEV)をあてはめて解析した。男子世界記録の形状パラメータξは−0.250で、負であるので上限を持ち、計算された上限は9.46 秒であった。10, 100, 350年再現レベルは、それぞれ9.74, 9.62, 9.58 秒であった。したがって、9.58 秒 (Usain Boltの記録)が1年間に実現する確率は1/350である。一方、女子10.49 秒 (Florence Griffith-Joyerの記録)が1年間に実現する確率は1/100である。記録を破るのは、男子の方が女子より難しい。

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