ヤマモト カオル   Kaoru.YAMAMOTO
山本 薫

  • 所属   松本大学  人間健康学部 スポーツ健康学科
  • 職種   准教授
発表年月日 1996/10
発表テーマ 50%VO2max強度のトレーニングが同一強度の運動中の代謝に与える影響
会議名 日本体育学会第47回大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 千葉,千葉大学
発表者・共同発表者 山本薫,田畑泉
概要 最大酸素摂取量の50%の強度での長時間トレーニングが同じ運動中の代謝の変化に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。運動強度は,125wattsで,運動開始から開始後60分までトレーニング前後で有意な変化はなかったが,60分以降は,炭水化物消費速度がトレーニング後に有意に減少し,脂質消費速度は有意に増加した。総脂質消費量はトレーニング後に有意に上昇した。疲労困憊に至るまでの運動時間は,トレーニング前の160(107~205)分から280(220~360)分へ有意に延長した。最大酸素摂取量は6週後に有意に増加した。動静脈酸素較差は,6週後の17.6ml・100ml-1に有意に増加した。低強度・長時間運動トレーニングは,炭水化物消費速度を低下させ,かつ脂質の酸化速度を増大させることにより運動の継続時間を延長させることが明らかとなった。

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