ワダ ジュンイチ   Junichi.WADA
和田 順一

  • 所属   松本大学  教育学部 学校教育学科
  • 職種   教授
発表年月日 2018/06/23
発表テーマ 小学校4年生から6年生までの外国語活動による児童の変容 —英語力に関する自己評価と聴解力に焦点をあてて—
会議名 第48回 中部地区英語教育学会 静岡大会
主催者 中部地区英語教育学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 静岡大学
発表者・共同発表者 和田順一・木下愛里・和田孝子・酒井英樹
概要 2020年度の次期学習指導要領から、小学校3・4年生から外国語活動が導入され、5・6年生では英語が科目として実施される。これまでに各学年を横断的に調査し、外国語活動等の児童の変容を見る研究はあったが、経時的に同一の集団を見ているものは少ない。そのため、4年生から6年生にかけ、同一集団を経時的に調査し、その自己評価と聴解力を調べ、またその関係を調査した。その結果、聴解力は4年末から5年末まではほぼ横ばいで、5年末から6年末にかけ有意に向上した。自己評価は2校では4年末から5年末にかけ有意に向上し、それが維持された。また他の1校では4年末から5年末までの変化はほとんど見られなかった。またこれらの変容と授業時数との関係は、聴解力に関してはあまり見られない可能性があり、自己評価においては影響されている可能性があるが強い証拠は見つからなかった。

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