タカギ カツヒロ   Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
発表年月日 2017/12/07
発表テーマ 6-MSITCによる糖新生系酵素 PEPCK遺伝子の転写調節機構の解析
会議名 生命科学系学会合同年次大会(第90回日本生化学会大会・第40回日本分子生物学会)
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 神戸ポートアイランド
発表者・共同発表者 共著者:林桃子、田中みすず、髙木勝広
概要 本わさびの辛味および香気成分である 6-MSITC が、ラット高分化型肝ガン細胞株である H4IIE 細胞においてPEPCK mRNA 発現を有意に抑制することを見出した。さらに PEPCK mRNA の発現抑制が転写阻害剤の阻害剤である actinomycin D および翻訳阻害剤である cycloheximide によって有意に阻害されたことにより、PEPCK mRNA の発現抑制が転写レベルで生じ新規タンパク質の合成を必要とすることが示唆された。次にH4IIE 細胞にトランスフェクションし、6-MSITC 処理後のプロモーター活性を測定した。その結果、6-MSITC は PEPCK 遺伝子特異的にプロモーター活性を有意に低下させることが明らかとなった。さらに -467から欠失させた deletion construct を用いて同様に実験を行い、重要な転写調節エレメントを検索している。
担当部分:研究の指導者

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