イイヅカ トオル
Tohru.IIZUKA
飯塚 徹
- 所属 松本大学松商短期大学部 経営情報学科
- 職種 教授
発表年月日 | 2021/05/31 |
発表テーマ | 現行の銀行破綻処理法制の考察 |
会議名 | 日本金融学会2021年度春期大会 |
主催者 | 日本金融学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | オンライン |
概要 | 現行の銀行破綻処理法制は、1998年に金融再生法により導入され、2000年改正預金保険法により恒久的な制度として、「金融整理管財人制度・承継銀行制度」「金融危機対応措置」が整備された。そして、2014年改正預金保険法により、市場型のシステミックリスクに備える枠組みとして「秩序ある処理」が導入された。
世界金融危機を経て、米国・欧州において、金融システム上重要な影響を与える金融機関等の破綻処理のための法制が整備され、こうした潮流に対し、様々な論点・課題が議論されることとなった。本稿は、日本の現行の銀行破綻処理法制の枠組み、破綻処理事例を確認した上で、今後の論点・課題について考察した。 |