ヒロタ リョウジ
Ryoji.HIROTA
弘田 量二
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
発表年月日 | 2021/02/10 |
発表テーマ | 神奈川県湯河原町における高齢者の肥満と外食・中食頻度との関連 ー神奈川県高齢化の進む山間部事例から、長野県の将来を考えるー |
会議名 | 令和2年度健康づくり研究討論会 |
主催者 | 長野県健康福祉部健康増進課 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(基調) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 長野市(オンライン) |
開催期間 | 2021/02/10 |
発表者・共同発表者 | 頓所愛理,西澤優奈,藤森郁実,渡辺賢治, 渡辺良久, ◯弘田量二 |
概要 | 本研究では、高齢化率が非常に進んだ(39.2%)神奈川県湯河原町における高齢者の肥満と生活習慣との関係性を明らかにし、同様に高齢化が進んでいる長野県の施策にいかす議論をしたいと考え発表した。湯河原町の65歳以上高齢者462人のアンケートでは、家族と同居している世帯は70%を超え、BMI25以上の肥満群で「外食・中食をよくする」人は、より肥満であり、「飲酒頻度が少ない」人は肥満が少なかった(重回帰分析)。同居家族がいることで食生活が共食となり肥満者の割合の低さとなって現れ、過度の飲酒が控えられている可能性が示唆された。このように、高齢者は、家族や友人、近隣の人も含めた働きかけで孤立させないことが(肥満防止の面においても)重要である。 |