モリ トモヒロ
TOMOHIRO MORI
森 友宏 所属 前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 前橋工科大学大学院 工学研究科 建設工学専攻(修士課程) 前橋工科大学大学院 工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程) 前橋工科大学 工学部 建築・都市・環境工学群 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 平成28年熊本地震における熊本県益城町の建物被害および宅地地盤被害の悉皆調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地盤工学ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 公益社団法人 地盤工学会 |
巻・号・頁 | 12(4),439-455頁 |
担当範囲 | 全体 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎森友宏,松下克也,川﨑淳志 |
概要 | 平成28年(2016年)熊本地震において,熊本県益城町では建物および宅地地盤に甚大な被害が生じた。本論文では,益城町の785棟の建物に関して建築構造的側面と地盤工学的側面の両面から被害要因の分析を行い,建物被害に影響を及ぼす要因の検討を行った。その結果,建物被害の傾向は建築基準法ならびに公庫木造住宅工事仕様の変遷に連動していることが定量的に示され,建築年や基礎形式の種類による被害率の違いが明らかにされた。また,宅地擁壁の種類と被害区分をまとめて不適合擁壁の危険性を示すとともに,益城町一帯の表層地盤を構成する黒ボク土の物理・力学特性を明らかにし,宅地地盤被害のメカニズムの検討を行った。 |