ミヤガワ ムツミ
Miyagawa Mutsumi
宮川 睦巳 所属 前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 前橋工科大学大学院 工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程) 前橋工科大学 工学部 建築・都市・環境工学群 前橋工科大学大学院 工学研究科 建設工学専攻(修士課程) 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2024/08/21 |
発表テーマ | 光変位センサを活用した鋼橋の過積載車両推定に関する研究 |
会議名 | 第43回数理科学講演会 |
主催者 | 数理科学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京電機大学鳩山キャンパス |
開催期間 | 2024/08/21 |
発表者・共同発表者 | 菅谷琉真,宮川睦巳 |
概要 | 過積載車両とは最大積載量を超える荷物を載せた車両であり,その影響は制動距離の延長や操縦性が悪化し重大事故が誘発される.また,過積載車両が橋梁に与える影響は大きく,床版に損傷を与えるだけでなく,疲労き裂などの発生原因となる.これにより橋梁の寿命を縮めるだけではなく,定期的な点検と補修,補強工事が必要となり,それらに費やす時間と予算の削減は大きな課題となってくる.このため,警察による過積載車両の取り締まりは行っているものも取り締まりの頻度を増やすことは困難であり,あくまでも過積載車両の交通量を減少させることが目的となるとその手段は限られている.これは鋼橋の保守・管理において大きな課題であり,いかに過積載車両を減少させ,交通インフラの長寿命化を図るか重要な課題である.
本研究では,光変位センサ(太陽誘電:DS-001)を設置した鋼橋で,輪荷重による微小なひずみを測定し過積載車両を自動的に検知し,運転手にサイネージで警告するシステムの実用化に向けた研究を行う. |