ミヤガワ ムツミ   Miyagawa Mutsumi
  宮川 睦巳
   所属   前橋工科大学  工学部 社会環境工学科
   前橋工科大学大学院  工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程)
   前橋工科大学  工学部 建築・都市・環境工学群
   前橋工科大学大学院  工学研究科 建設工学専攻(修士課程)
   職種   准教授
発表年月日 2024/08/21
発表テーマ リモートセンシングを用いた無散水消雪施設の損傷度検知に関する研究
会議名 第43回数理科学講演会
主催者 数理科学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 東京電機大学鳩山キャンパス
開催期間 2024/08/21
発表者・共同発表者 新妻聖公,宮川睦巳,田口慎也,金子弘
概要 降雪地帯における路面の積雪,凍結防止のための施設として無散水消雪施設(ロードヒーティング)がある.これは融雪剤の散布に比べて周辺環境への影響もなく,除雪による労力も不要のため多くの道路で利用されている.しかし,路面下に埋設された放熱管は経年劣化と共に破損することがある.当然,定期点検を行っているものの,現状では統一された点検手法が確立されておらず,損傷部の特定が困難な状況である.よって,課題は広い範囲を迅速にかつ簡易的に損傷箇所を特定するための手法を確立することである.赤外線サーモグラフィー装置を用いたアスファルト舗装上からのRC床版の内部検出システムの開発は行われていたが,無散水消雪施設の欠陥検出システムは開発されていない.一般的な構造物診断とは違い,外気温と温度差をつけることにより,損傷部の発見が容易に判断できると考えられる.このため,本研究では,効率的な補修計画および補修管理費用の軽減に貢献するための研究を行う.