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    (最終更新日:2024-09-07 13:50:47)
  ミヤガワ ムツミ   Miyagawa Mutsumi
  宮川 睦巳
   所属   前橋工科大学  工学部 社会環境工学科
   前橋工科大学大学院  工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程)
   前橋工科大学  工学部 建築・都市・環境工学群
   前橋工科大学大学院  工学研究科 建設工学専攻(修士課程)
   職種   准教授
プロフィール
■ 現在の専門分野
構造工学,鋼構造学, 防災工学, 材料力学,弾性論 (キーワード:橋梁工学、鋼構造学、弾性学) 
■ プロフィール
土木工学だけでなく,機械工学も教授してきました.企業経験を活かし,幅広く人材育成と研究活動に励んでいきたいと思っています.
■ 研究室
鋼構造学研究室:鋼橋を対象として,耐震性能の向上,腐食や疲労に関して,三次元非線形動的応答解析や弾塑性有限要素法を用いた解析を行っています。また弾性論による基礎理論および新機能材料(圧電材料,応力発光体)を用いた構造物の健全性評価に関する研究も行っています。
■ 技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ
鋼橋の耐震・制震補強の検討.鋼橋の腐食,疲労における補強,補修方法の検討.弾塑性有限要素法解析.新機能材料を用いた構造物の健全性評価.
■ 現在取り組んでいる研究内容
近年では,高度経済成長期以降に建てられたインフラ設備の劣化損傷による老朽化問題が着目されている.さらに地球温暖化の影響による大型台風の発生や局所的に発生するゲリラ豪雨による自然災害の増加によって異常な外力に曝され,現況構造物が同時多発的に深刻な損傷を負う機会が増えている.インフラ設備のレジリエンスを強化するうえでもっとも重要なことは,災害直後に被災構造物の健全性を短時間に把握する技術を確立することである.しかしながら,構造物ごとの累積外力の程度を災害直後に一挙に把握することは現状で容易ではない.これは,面的に膨大な数が敷設されている構造物に作用した累積外力の程度を短期間に一挙に測定する技術は確立されておらず,構造物に加わるエネルギーと損傷の関係は,現段階で明確になっていないためである.本研究室では,各種構造物のレジリエンス強化に資する研究を行っている.
業績
■ 著書・論文歴
1. 2023/03/25 論文  2個の楕円形介在物を有する等方性弾性体の特異荷重を含む面外間題の解析 日本機械学会論文集 89(919),p. 23-00041頁 (共著) Link
2. 2022/09 論文  面内・面外せん断の無限遠一様荷重を受ける複数だ円孔を有する異方性弾性体の解析 材料 71(9),773-780頁 (共著) Link
3. 2022/03 論文  Experimental Stress Intensity Factor Analysis of ModeⅡ using Strain Gauge and Tensile Shear Plate Specimen Proceedings of the 10th IIAE International Conference on Industrial Application Engineering 2022 pp.28-33 (共著) Link
4. 2021/01 論文  Tensile Shear Strength Characteristics for Adhesively Single-lap Joints Composed of Quasi-isotropic Laminated CFRPs and Aluminum Alloy The Proceedings of The 9th IIAE International Conference on Industrial Application Engineering 2020  (共著) Link
5. 2020/12/23 論文  Device Development for Compressive Stress Field Using Piezoelectric Actuator. Lecture Notes in Civil Engineering, Springer 101,pp.1195-1202 (共著) Link
全件表示(34件)
■ 学会発表
1. 2024/09/05 応力発光体を用いた応力集中部の輝度分布と応力解析(2024年土木学会第79回年次学術講演会)
2. 2024/09/04 応力発光体を用いた応力分布の可視化と応力解析(2024年電気学会電子・情報・システム部門大会)
3. 2024/08/21 リモートセンシングを用いた無散水消雪施設の損傷度検知に関する研究(第43回数理科学講演会)
4. 2024/08/21 光変位センサを活用した鋼橋の過積載車両推定に関する研究(第43回数理科学講演会)
5. 2024/08/21 鉄筋の節形状を考慮した拘束型重ね継手についてのFEM解析(第43回数理科学講演会)
全件表示(76件)
■ 講師・講演
1. 2022/02/24 応力発光体を用いた累積外力による損傷評価システムの開発(Web開催)
■ 受賞学術賞
1. 2024/08 数理科学会 学術奨励賞 (鉄筋の節形状を考慮した拘束型重ね継手についてのFEM解析)Link
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2023/09~2025/03  リモートセンシングとAI画像処理を融合した無散水消雪施設の点検手法の確立 国内共同研究 
2. 2020/04~2023/03  応力発光体を用いた累積外力による損傷評価システムの開発 基盤研究(C)(一般) 
■ 学歴
1. 1999/04~2002/03 山梨大学大学院 工学研究科 社会情報システム工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)
■ 職歴
1. 2022/04~ 前橋工科大学大学院 工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程) 准教授
2. 2022/04~ 前橋工科大学大学院 工学研究科 建設工学専攻(修士課程) 准教授
3. 2022/04~ 前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 准教授
4. 2022/04~ 前橋工科大学 工学部 建築・都市・環境工学群 准教授
5. 2012/04~2022/03 東京都立産業技術高等専門学校 准教授
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■ 学内役職・委員
1. 2023/04/01~2024/03/31 前橋工科大学 学生委員
■ 所属学会
1. 土木学会Link
2. 日本機械学会Link
3. 電気学会Link
■ 資格・免許
1. 2004/02/25 1級土木施工管理技士
その他
■ メールアドレス
  kyoin_mail