イトウ カズノリ
ITO KAZUNORI
伊藤 和憲 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/02 |
形態種別 | その他 |
標題 | トリガーポイントに関する研究の現状と諸問題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本歯科東洋医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 21(1/2.),24-31頁 |
担当範囲 | 実験の一部を担当した。 |
著者・共著者 | 川喜田健司,岡田薫,伊藤和憲 |
概要 | 総説・その他 Other (共著) トリガーポイントは筋筋膜性疼痛症候群の患者の診断・治療にきわめて重要である。トリガーポイントの成因に関しては筋拘縮説・運動終板説・筋紡錘説がしられているが、我々は侵害受容器の感作がトリガーポイントの成因において重要であると考えている。そこでヒトと動物で伸張性運動負荷により実験に圧痛点モデルを作成し、その機能的特徴を検討したところ、トリガーポイントの特徴である自発放電活動や関連痛が圧痛点から記録された。またこの圧痛点は抗炎症薬の投与で消失した。このことから、トリガーポイントの成因には炎症物質などによる痛覚受容器の感作が重要であることが示せた。 |