ヒロ マサキ
HIRO MASAKI
廣 正基 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/07 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 一側の掌側振動部の局所冷却と鍼による同側VFR、対側VFRの抑 制 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本温泉気候物理療法医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 209-216頁 |
担当範囲 | 実験、データ解析を担当。 |
著者・共著者 | 尾崎昭弘、仲西宏元、廣 正基 |
概要 | 振動誘発屈曲反射(VFR)が、一側の経穴刺激により両側性に抑制されることが見いだされたので、冷却により両手VFRの抑制効果をもたらす皮膚領野の拡がりの範囲、皮膚温低下の程度、鍼通電刺激による抑制効果の有無を調べ、振動部冷却時に見られた同側、対側α運動ニューロンの出力低下の機序を検討した。その結果、両側に誘発したVFRは、振動子の接する一側の振動部に与えた局所冷却による抑制領野の広がりは小さかった。これらのことより、局所冷却や鍼通電刺激は神経性に 脊髄内屈曲反射弓に働きVFRの抑制を起こすものと考えられ、その抑制機構は末梢レベルよりも中枢レベルにあると考えられた。 |