ヒロ マサキ
HIRO MASAKI
廣 正基 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/04 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 寒冷血管反応に及ぼす八邪穴への鍼通電刺激の効果について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本温泉気候物理療法医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(3),187-197頁 |
担当範囲 | 実験、データ解析を担当。 |
著者・共著者 | 岡本芳幸 矢野 忠、山田伸之、廣 正基、渡辺一平、浅田 忠 |
概要 | 八邪穴に対する鍼通電刺激が、寒冷血管反応(CIVD)に及ぼす影響にについて検討した。対象は健康成人22名であった。同一被験者に置いて日を変えて、無刺激と鍼刺激の冷水負荷前、中、後の中指の皮膚温と皮下血流を測定した。鍼通電刺激は、冷水負荷前5分間行った。結果は、1)CIVD は冷水浸漬中の皮下血流の急激な増加に起因する。2)鍼通電刺激群における最低皮膚温、最低皮下血流、最大皮下血流、皮膚温上昇層における平均皮膚温、耐凍傷指数は無刺激群に比べ高かった。冷水浸漬中の皮膚温の増減率は鍼通電刺激群に置いて有為に高かった。このことは、鍼通電刺激群は、手指の耐凍傷性を高める事を示唆している。 |