ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/05 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 粘膜内分化型早期癌の生長様式とDNA ploidy pattern |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 145(7),525-526頁 |
担当範囲 | 研究の構想、計画、実施、結果分析及び論文作成を担当) |
著者・共著者 | 苗村 健治細井 信吾八重樫和宏矢田善弘山形 昇山田 浩之浜田 新七藤田 哲也 |
概要 | 胃粘膜内分化型腺癌20例につき、生長様式とDNA ploidy pattern との関連を検討した。生長様式を粘膜内生長の優勢な場と肉眼型により3つに分けると、粘膜内生長の優勢な場が深いほど、異倍体癌の出現頻度が高かった。そして、粘膜下層浸潤傾向の強い生長様式の癌は異倍体癌の一部(22%)にみとめられた。これらの結果より、胃分化型腺癌と、異倍体癌の多くが深部浸潤傾向の強い・スキルス癌になるといわれる胃印環細胞癌を比べると、分化型腺癌と印環細胞癌では、胃癌の進展過程において、異倍体癌が異なった意義をもつものと考えられる。 |