ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/05 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | ヒト肺上皮細胞のDNA 量解析-DNA パターンに及ぼす加齢、非癌病変および抗癌剤の影響- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 京都府立医科大学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 98(5),539-547頁 |
担当範囲 | 研究の構想、計画、材料収集、方法の確立、及び結果の分析を担当) |
著者・共著者 | 浜田 新七、苗村 健治、桂 奏、藤田 哲也 |
概要 | 22例の正常及び非癌病変のヒト肺上皮につき、顕微蛍光測光法により、DNA ploidy及びDNA 量分布パターンを検討した。これらの非癌病変では、気管支、細気管支、肺胞の各上皮ともDNA ploidyは二倍体であり、異倍体は癌病変のマーカーとなるものと考えられた。肺の上皮細胞は、年齢に関係なく、一定の速度で更新しており、正常の上皮では多倍体細胞の出現は稀であった。このことより、肺上皮は、細胞動態上、非安定系細胞系に属するものと考えられた。また、S+G2/M期細胞分画は、正常の上皮では2%以下であるが、反応性の病変では10%度まで増加しうることが分かった。 |