キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 当院の入院患者に対する退院前訪問指導の実施状況及び住環境整備に対する反映状況について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 京都在宅リハビリテーション研究会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第5巻,23-28頁 |
総ページ数 | 6 |
著者・共著者 | 木村篤史,冨田健一,永山智貴,小西倫太郎,林愛子,神田佳明,松本渉,垣村将典,松本和久 |
概要 | 当院入院患者に対して行った退院前訪問指導の内容を集計するとともに,指導内容が退院後の住環境整備にどの程度反映されたかを追跡調査した.退院前訪問指導の結果,住環境整備を必要と判断し指導を行ったのは28名(84.8%)であった.指導内容に準じて行われたものは9名(42.9%)であり,12名(57.1%)は指導内容と異なっていた.指導内容と異なった住環境整備が行われた理由として,医療者側が予測する危険性と患者・家族が感じる危険性の認識の相違によるものが最も多かった.その相違を解消するためには,医療者側が行った住環境整備の指導内容に対して,患者・家族がどのように認識したかということを聞き取ることが必要である.そして,両者の認識の相違を明確にし,その相違点について再度説明を行い,同意を得た上で,互いの共通認識を得ることが必要であると考えられた. |